オーストラリア、ホバート — ベストセラーを誇る iPad 向けデジタルイラストレーションアプリProcreate が、今年の WWDC で 2022 Apple Design Award を受賞しました。
Procreate は、2013 年にも Apple Design Award (ADA) を受賞しており、1 つのプラットフォームで栄誉ある ADA を 2 回受賞した製品は、App Store の登場以来、これで2 例目となります。
Apple によると、Procreate は、さまざまな背景、能力、言語を持つ人々をサポートして、素晴ら しいユーザーエクスペリエンスを提供していることが評価され、2 回目の ADA の受賞となりました。
ADA の授賞式は、World Wide Developers Conference の初日、6 月 6 日月曜日 (PDT) に行われました。世界中から何百人ものトップクラスの開発者が参加し、何百万人もの人々がオンラインで視聴する ADA では、MacOS、iOS、iPadOS の優れたアプリと開発者が表彰されます。これは、卓越した革新性、デザイン、技術的な功績を評価する、テクノロジーの世界で最も人気のある賞の 1 つです。
Procreate はアプリで内 16 の言語をネイティブにサポートしており、最近もいくつかの高度なアク セシビリティ機能が追加されました。たとえば、体のふるえがあるアーティストのための高度なモーションフィルタリング、手の不自由なアーティストのためのシングルタッチジェスチャ、視覚障がい者を支援する新たなカラーカードと通知機能などです。
CEO 兼共同創業者のジェームズ・クーダ 氏 (James Cuda) は、次のように述べています。"私たちはこの 10 年間、Procreate をより多くの人に利用してもらうために心血を注ぎ、毎年パワフルな新機能を追加し続け、これまでにない優れた操作性を実現してきました。"
クーダ 氏は他の開発者達に、アプリのアクセシビリティを向上させることで、そのアプリがすべての人にとってより使いやすいものになることを理解してもらえるよう働きかけています。"設計・開発プロセス の本質はそこになければなりません。そして、私たちにはまだやるべきことがたくさんあります。"
Procreate の最高製品責任者である クレア・デエステ氏 (Claire d’Este) も次のように答えています。 “私たちの Procreate に対する継続的な取り組みと熱意が Apple に認められたことを光栄に思います。この受賞は、次世代の Procreate製品へと目を向けている私たちを奮い立たせてくれます。"